『怪しい彼女』 人生悔いていてはもったいない

『怪しい彼女』は日本や世界各国でリメイクされた韓国映画だ。人生後悔はつきもの。しかし悔いてばかりでなくすべてを糧とし、前向きに生きていきたい。

オウチーノ総研が2015年に実施した「人生最大の失敗」実態調査によると、約8割の人が人生をやり直したいと考えているらしい。
これに「やり直さずとも若返りたい」という人を足すと、もっと多い割合になる気がする。

かく言う私は「やり直したい」派だ。
これまでの人生、後悔を山のように積み重ねてきた。
その高さはエベレストを超える。

今の自分の感性や知識はそのままに、過去に戻り汚点を消したい。
病気のように定期的に夢見ている。

でもやり直して今あるものがなくなってしまったら困ることもある。
例えば、大切な人や愛犬ぺたりと会えない未来は望まない。
とすると、後悔ばかりでもいい人生を送っているということを実感する。
まあそれでも夢は見る。

映画の話

怪しい彼女』は、日本でも「あやしい彼女」のタイトルでリメイクされた韓国の映画だ。
原題は『수상한 그녀』。なんと書いてあるのかわからない。
日本版は多部未華子が主演した。

キュートなルックスと並外れた歌唱力を持つ20歳の女の子、オ・ドゥリ。しかし、彼女はただの若くて可愛い女の子ではなかった。口を開けば罵詈雑言、なまりは丸出し、おまけに他人の意見はいっさい無視。そう、彼女は歯に衣着せない毒舌で、わが道を猛烈に突き進む、最強の20歳だったのだ...

波乱万丈な人生を送り、身を粉にして息子を立派に育て上げた70歳の老女マルスンが、いろいろあって気分が落ちていたときに青春写真館という写真屋を見つける。
遺影の写真を撮ってもらったはずが、20歳に若返り、オ・ドゥリとして歌手になったり恋をしたり昔にできなかったことをして充実した生活を送る。

若返りやタイムスリップの映画はたいてい元に戻ってハッピーエンドになるが、この映画も然り。
展開がわかっていても、韓国映画は役者の高い演技力と必ずコミカルなシーンがあり、安心感がある。
その分で退屈する部分も多かったが、小難しいことを考えたくないときにはちょうどいい映画だ。

気になったことを挙げるとすれば、ヒロインがパケ写と映像だと全然違うところ。
満島ひかり(仮)が出ると思って臨んだので、少し裏切られた気持ちがした。

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