【オススメ】『レインマン』 人は簡単には変われない

人は一生のうちに何度も人格が変わる。それはカニの脱皮のように、今では理解できない自分が過去にはいる。『レインマン』で築き上げられたチャーリーとレイモンドの絆は一見固く見えるようでとても脆いものだろう。

私の持論で、「人は一生のうちに何度も人格が変わる」というものがある。
好みや考え方が、振り返ると他人のような気がするほどに変わっている。
なんであんなことしたんだろうと、過去の自分は今では考えられないようなことをしている。

一種、これは「成長」と呼べるのかもしれないが、私の感覚だと成長は根や茎を同じくする植物のようで、人格の変化は蛇やカニの脱皮に近い。
また、成長は意識下で起こり、人格の変化は無意識に起きている。

だからよほど波長の合う人同士でないと、長年仲睦まじく過ごすということは不可能に近い。

まあこんな話はどうでもいい。

映画の話

たぶん5回以上は観ている。
なんでそんなに観るのか自分でもよくわからないが、たまに観たくなり、観ると心のかけらを取り戻したような気になる。

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車のディーラーで会社を経営するトム・クルーズ演じるチャーリー。
ある日、長年不通だった父親の訃報が届き、その遺産が自分以外の人間にすべて贈与されることを知る。
相続人であるダスティン・ホフマン演じるレイモンドが、自閉症を患う自分の兄だということを知ったチャーリー。
施設にいたレイモンドを連れ出し、遺産を均等に分配するよう要求するが、レイモンドと一緒に過ごすうちに兄弟愛が芽生え始める。

結局レイモンドは施設に戻ることになるのだが、別れの際、チャーリーは心惜しそうにして見送る。

私の邪推

チャーリーがレイモンドに愛情をもって接し、それにレイモンドが応える様子は心が温まる。

一方で、お互いの想いは長く続かないだろうとも思ってしまう。

チャーリーはレイモンドを深く理解して一緒に暮らしていくことはできない。
レイモンドは施設を離れて自分らしい快適な生活を過ごすことはできない。

このような未来が垣間見えてしまうからこそ、2人でいる今がいとおしい。

もしかしたら私は、この理想と現実が一度に見れる世界に惹かれて、何度もこの映画を観るのかもしれない。

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